『有吉の壁』は終わったの?レギュラー終了なのに年末特番とHulu新作が続く理由
『有吉の壁』、終わったの?
2026年9月30日の2時間スペシャルで、2020年4月から続いたレギュラー放送は6年半で一区切りとなりました。ここだけ聞くと、「もう番組そのものが終わった」と受け取りたくなります。(ORICON NEWS)
ところが、その最終回で発表されたのは年末の地上波特番と、Huluオリジナル「アドリブヤンキードラマ」の制作でした。つまり、終わったのは毎週水曜夜7時のレギュラー放送であって、『有吉の壁』という企画そのものではありません。 (ORICON NEWS)
では、人気番組なのに、なぜ毎週放送する形をやめたのでしょうか。視聴率が悪かったからなのか、それとも別の狙いがあるのか。ここを分けて考えると、今回の「終了」の意味が見えやすくなります。

※ 本文中の画像は、記事の理解を助けるためにAIで制作したイラストです。実際の写真ではなく、人物・場所・状況の表現が実際と一部異なる場合があります。
レギュラー終了なのに「終わっていない」とはどういうこと?

一番大事なのは、「レギュラー放送の終了」と「番組の完全終了」は同じではないという点です。
レギュラー番組は、毎週同じ曜日・時間帯に固定して放送する形です。『有吉の壁』は2020年4月8日から水曜夜7時のレギュラー番組になりましたが、もともとは2015年に始まった不定期の特別番組でした。(MANTANWEB)
2026年7月にレギュラー終了が発表されたとき、有吉弘行は「一度終わって特番に戻る」という趣旨で説明しました。番組公式も「特番に戻る」と案内しており、今回の変化は「消滅」というより固定枠を離れて、もともとの特番型に戻ると見る方が正確です。(ORICON NEWS)
なぜ毎週放送を終えるの?視聴率が原因なの?

日本テレビが公式に示した答えは、特定の一つの原因ではありません。9月10日の改編説明会で、同局の担当者は終了理由を「総合的な判断」とし、さらに「もっといい形があるのではないか」という趣旨を説明しました。(ORICON NEWS)
そのため、「視聴率が悪かったから打ち切られた」と断定するのは行き過ぎです。 日本テレビは、特定の視聴率の低下をレギュラー終了の直接原因として公表していません。
一方で、有吉弘行は自身のラジオで、番組は若い世代にはよく見られていた一方、50代・60代の視聴が弱かったという趣旨の話をしています。日本テレビ側も「若年層に支持されていたコンテンツ」と認識していると説明しました。(ORICON NEWS)
ここで混同しやすい点を整理すると、こうなります。
| 気になる点 | 確認できること | 断定できないこと |
|---|---|---|
| なぜ終了した? | 日テレは「総合的な判断」「もっといい形」を説明 | 単一の原因 |
| 視聴率が原因? | 世代によって視聴傾向に差があったとの発言はある | 「低視聴率だけで打ち切り」とすること |
| 番組は消える? | 年末特番とHulu新作が決定 | 完全終了 |
| 水曜19時は? | 10月21日から『THE FLOOR』がスタート予定 | 『有吉の壁』が同じ枠に毎週戻ること |
水曜夜7時の後番組は、10月21日から岡田准一MCの『THE FLOOR』になることが日本テレビの番組案内でも確認できます。『有吉の壁』は毎週の固定枠を離れ、特番など別の形で続くことになります。(日本テレビ · ORICON NEWS)
そもそも『有吉の壁』は最初からレギュラー番組だった?

いいえ。『有吉の壁』は、最初から毎週放送の番組だったわけではありません。
2015年に特別番組として始まり、2020年4月にレギュラー化しました。レギュラー開始前には特番が13回、予選会が2回放送されており、むしろ番組の原点は「大勢の芸人が集まり、まとまった時間で企画を走らせる特番」にあります。(MANTANWEB)
時間順に並べると、今回の「特番に戻る」という言葉が分かりやすくなります。
| 時期 | 『有吉の壁』の形 |
|---|---|
| 2015年 | 不定期特番としてスタート |
| 2020年4月 | 水曜夜7時のレギュラー放送開始 |
| 2026年7月 | 9月でレギュラー終了、特番に戻ると発表 |
| 2026年9月30日 | 6年半のレギュラー最終回 |
| 2026年末 | 地上波特番の放送が決定 |
つまり今回の変化は、11年続いた番組の歴史そのものを終えるというより、2020年からの「毎週放送」という6年半の章を閉じる出来事と考えると理解しやすいでしょう。
なぜ「特番+配信」という形が合うの?

ここからは、日本テレビが公式に示した「レギュラー終了の理由」ではありません。番組が実際に広げてきた展開をもとに、今後の形を理解するための背景として整理します。
『有吉の壁』は、商業施設や遊園地などを使った大規模ロケ、多数の芸人が参加する企画、長尺スペシャルとの相性が強い番組です。毎週同じ尺で放送するより、企画に合わせて放送時間や規模を変えられる特番の方が作り方の自由度は高くなります。
さらに2026年1月には、番組10周年企画として『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』が3週間限定で公開されました。日本テレビは2月の定例会見で、同作が小規模公開ながら興行収入約2億円となり、目標を大きく上回ったと説明しています。(映画公式サイト · 日本テレビ定例会見資料)
この劇場版の反響を受け、レギュラー最終回ではHuluオリジナル「アドリブヤンキードラマ」の制作も発表されました。番組側の説明では、年内配信を予定している一方、発表時点ではまだ撮影前という段階です。(ORICON NEWS)
つまり、『有吉の壁』は「毎週のテレビ番組」から、地上波の大型特番、映画、配信コンテンツを行き来する企画ブランドへ少しずつ広がっている、と見ることができます。
年末特番とHulu新作、次に何が決まっている?

現時点で、レギュラー終了後の動きは少なくとも二つ決まっています。
| 展開 | 決まっていること | まだ分からないこと |
|---|---|---|
| 地上波 | 年末特番を放送予定 | 詳細な放送日時・内容 |
| Hulu | 「アドリブヤンキードラマ」を年内に独占配信予定 | 詳細なストーリー、出演者、具体的な配信日 |
最終回直後の時点で、年末特番が具体的に示されたことは大きなポイントです。7月の段階では「特番に戻る」という方向性が示されていましたが、9月30日には最初の次の展開が見える形になりました。(ORICON NEWS)
Huluではこれまでも『有吉の壁』本編や未公開企画などが配信されてきました。今後は地上波で見せる大型特番と、配信でしかできない企画を分けて展開する可能性があります。(Hulu)
ただし、これを「今後はHulu中心になる」とまで断定する材料はまだありません。確認できるのは、地上波の年末特番とHulu新作の両方が動き始めたというところまでです。
【結論】このニュースは、こう理解すればいい
『有吉の壁』は2026年9月30日で6年半のレギュラー放送を終えましたが、番組そのものが完全に終了したわけではありません。
日本テレビが説明した終了理由は「総合的な判断」で、特定の視聴率低下だけが原因だとは公表していません。番組はもともと特番から始まっており、今後は再び地上波特番を軸にしながら、Huluなどの配信企画にも広げていく形が見えてきました。
「終わった」のは毎週水曜夜7時の固定枠。『有吉の壁』という企画は、形を変えて続く。 今回のニュースは、そう捉えるのが一番分かりやすいでしょう。
有吉の壁、気になる疑問から読み解く
Q. 『有吉の壁』は2026年9月30日で完全に終了したの?
いいえ。終了したのは毎週放送するレギュラー枠です。年末の地上波特番とHuluの新作制作がすでに発表されています。
Q. レギュラー放送はいつから続いていたの?
2020年4月8日に水曜夜7時のレギュラー放送が始まり、2026年9月30日まで約6年半続きました。
Q. なぜレギュラー放送を終了したの?
日本テレビは「総合的な判断」であり、「もっといい形があるのではないか」という趣旨を説明しています。具体的な単一原因は公表していません。
Q. 視聴率が悪かったから打ち切られたの?
そう断定できる公式発表はありません。世代別の視聴傾向について言及はありましたが、日本テレビは特定の視聴率だけを終了理由として示してはいません。
Q. 年末特番はいつ放送されるの?
年末特番の放送決定は発表されていますが、2026年10月1日時点では具体的な日時や内容の詳細は今後の発表を待つ段階です。
Q. Huluでは何が始まるの?
有吉弘行が“監督”を務めるアドリブシリーズの新作「アドリブヤンキードラマ」が、2026年内にHuluで独占配信される予定です。
Q. 水曜夜7時の日本テレビは今後どうなるの?
『有吉の壁』のレギュラー枠が終わった後、2026年10月21日から新番組『THE FLOOR』が水曜夜7時にスタートする予定です。
今日のニュースほどき、理解の助けになりましたか?🙂
これからも、ニュースの「なぜ?」をやさしく、わかりやすくほどいていきます!
主な情報源
レギュラー最終回・今後の展開
ORICON NEWS「『有吉の壁』6年半のレギュラー放送に幕」
ORICON NEWS「レギュラー最終回も…早くも年末特番決定&『アドリブシリーズ』最新作も」
終了理由・10月改編
ORICON NEWS「日テレ、『有吉の壁』レギュラー放送終了理由に言及」